子育てをしていると
『うちの子はどうやったら
やる気出してくれるのかなあ?』
って疑問に思いますよね?
子どものやる気を引き出す
声掛けを身に付けることができれば
子どもを叱りつけなくても
やるべきことをやるように
なってくれますし
子どもの性格が明るくなり
なんにでもチャレンジすることのできる
たくましい子に成長します。
逆にやる気を引き出す
声掛けができていなければ
子どものやる気が
引き出せないどころか
子どもの自立心や
チャレンジをする心が育たず
何歳になっても
『ママがやって』
『これどうしたらいい?』
『全部ママのせいだ』
などと都合の悪いことを
人のせいにしてしまったり
自分のことが自分でできない
自立心のない子どもに
成長してしまいます。
今日は子育ての
成功と失敗を分けてしまう
『声掛け』について
お話ししていきます。
この記事の目次
子どものやる気をくじく
良くない声掛け
①無理だよ
『無理だよ』という声掛けは
子どものやる気をくじいてしまう
典型的な良くない声掛けの1つです。
確かに幼い子どもは
できないことがとても多く
できないものはできないと
言ってしまいたくはなります。
ですが、『無理だよ』という声掛けは
子どもがせっかく出したやる気を
うち砕いてしまう
言葉でもあります。
たとえ失敗するとわかっていても
ひとまずチャレンジさせてあげる。
そうすることによって
子どものチャレンジ精神や
主体性といった感情が
育っていきます。
②代わりにやってあげる
子どもの代わりになんでも
やってしまうことも
子どもの成長を妨げる
避けるべき行動の1つです。
幼い子どもは
上手にできることの方が少なく
何事もなかなか上手にできませんが
だからと言って
お母さんが代わりに
なんでもやってしまうと
『困難にぶつかった!』
↓
『自分で何とかしよう!』
ではなく
『困難にぶつかった!』
↓
『お母さんにやってもらおう!』
という考え方が
習慣づいてしまいます。
こうなってしまうと
子どもは『自分でなんとかしよう!』
と思えない子どもになって
しまうため
そうなってしまわないように
たとえ上手にできなくても
教える方が手間がかかっても
子どもが困難にぶつかったときは
お母さんがやり方を教えてあげつつ
できるだけ自分自身で
解決をさせるようにしましょう。
子どものやる気を引き出す声掛け
①一緒にやってみよう
子どもはできないことが多いので
『お母さんが代わりにやってあげる!』
と言いたくなってしまいますが
そんな時に気持ちをぐっとこらえて
使ってみてほしい言葉が
『一緒にやってみよう』です。
子どもは自分でできないことを
『やりたい!』と言い出すことが
非常に多いですし
子どもに教えながら
やることをやるのは
非常に手間がかかります。
でも、ここで手間をかけて
子どもと一緒にやってみることで
子どもは『自分でやる』
『何かをできるようにする』
というクセが付き
なんでも自分でできる
自立した子どもに育っていきます。
子どもはできないことが多いので
もちろんお母さんの
サポートは必須です。
今はできないことを
お母さんと一緒に
できるようにしようと頑張ることで
子どものできることが
どんどん増えていき
手のかからない子どもに
成長していくうえ
子どもの中に眠っている
チャレンジ精神が引き出され
自分で何でもすることのできる
自立した子どもになります。
②○○しようね
子どもが失敗しそうなときは
ついつい『○○しちゃダメ!』と
言ってしまいそうになりますが
実はこの声掛けは
子どもの失敗の確立を
50%も高めてしまうことが
研究によってわかっています。
子どもに注意を促したいときは
『○○しちゃダメ』ではなく
『○○しようね』と言い換えてあげると
失敗の確立が下がります。
例えば子どもがコップに入った
水を持ってくるときは
『こぼさないでね』と
言ってしまいたくなりますが
そこをぐっとこらえて
『ゆっくり運んできてね』
と言い換えましょう。
こんな些細な言い換えをするだけでも
子どもの失敗の確立は下がり
子どもは成功の体験を
数多くできるようになります。
すると子どもは自信がつき
なんでも自分でできると
思えるようになります。
③見守っているよ
子どもは常に
大人以上の不安を
心の中に抱えています。
今までの人生における
積み重ねが大人より少ないので
常に『安心感』を
求めているんです。
そんな精神的に不安定な子どもには
子どもを安心させてあげられるような
声掛けをしてあげましょう。
子どもを安心させてあげる
魔法の言葉
それは『見守っているよ』です。
子どもはいつも心のどこかで
『お母さんに見捨てられるかも』と
怯えながら生活しています。
『お母さんはどんな時でも
自分の味方だ』と心から思えれば
それだけで子どものメンタルは
安定していくんです。
『お母さんはどんな時でも見方だ』
と子どもが確信できるように
するためには
子どもに対して繰り返し
『お母さんはあなたの味方だよ』と
伝えてあげることが大切です。
『見守っているよ』という言葉を
常日頃から子どもにかけていると
子どもは『何があっても
お母さんが味方でいてくれる』と感じて
困難にぶつかっても
勇気を持ってチャレンジできる
ようになります。
まとめ
どうだったでしょうか?
今日は子どものやる気を
削ぎ落してしまう声掛けと
子どものやる気を引き出す
声掛けについて
お話してきました。
子どものやる気を削いでしまう
声掛けを減らして
子どものやる気を引き出す
声掛けを増やしてあげれば
子どもの自立心が育ち
どんどん手がかからない子に
成長していきます。
今は少し大変かもしれませんが
そこをぐっとこらえて
子どもと一緒に
いろいろなことをやってあげると
将来的に凄く楽になりますよ!