子どもがうつ病かも?と思った時に親が見直すべき3つのこと

子どもに元気がなかったりすると
『もしかしてうちの子
うつ病じゃないかな?』
心配になることもありますよね。

うつ病はそのまま放っておくと
もっと取り返しのつかない状態に
なってしまうことが
よくあります。

また、本格的なうつではないにせよ
うつ病の予備軍ともいえる子どもは
非常に多いので

子どもが長期間元気がなかったり
したときは注意が必要です。

今日は放っておくと
自暴自棄になってしまったり

何事にもやる気が
起きなくなってしまったりする
恐ろしい『うつ病』について
お話ししていきます。

この記事の目次

子どものうつってどんなもの?

うつ病というと
大人の病気だと
思われてしまいがちですが

うつ病は何も
大人だけのものではありません。

単純に病院で診察を受けないから
うつ病と診断されていないだけで
実際にうつ病になっている子どもは
数多くいます。

もっと言えばうつ病予備軍の子どもは
更に多くいることでしょう。

むしろ大人より子どもの方が
周りに相談することができない分
症状が深刻だという場合も
少なくありません。

子どもはうつの状態になってしまうと
自己肯定感が低下して
何事にもやる気が湧かなくなったり

自分のことを嫌いになって
それを周りにも伝えてしまった結果
周囲から煙たがられてしまうという
深刻な症状が起きたりします。

私自身子ども時代に
その経験をしたので
よくわかるのですが

他の子どもの気持ちに
なってみると

自分のことを
どうしようもなく
悪く言っている
子どもなんて

どう考えたって理解の外ですから
煙たがられるのも当たり前です。

要するに、元々持っていた
性格で嫌われてしまうのではなく

うつで自己嫌悪したことによって
周りの人への言動が変わり
嫌われてしまうわけです。

まさしく自分の傷口を
自分でえぐるような行為ですよね。

でも、うつになった子どもは
これを知らず知らずのうちに
繰り返してしまっています。

これでは誰も幸せになりませんね。

では、そんな恐ろしいうつの症状は
どうやったら治せるのでしょうか?

子どもがうつになったら
見直すべき3つのこと

子どもがうつになってしまう
原因は実にさまざまです。

うつの原因になってしまっている
根本的な問題を解決できれば
それが一番ではあるのですが

この記事の中で
全ての原因について書いていくのは
至難の技なので

今日は子どもがうつの時に
見直してほしい要素を
3つだけ紹介します。

①運動

大人がうつ病になった時に
まず見直すべき鉄板の要素として
『食事』、『運動』、
『睡眠』があります。

睡眠は周りの大人が
細心の注意を払ってくれる場合が
ほとんどなので安心ですが

食事と運動に関しては
子どもでも気をつけていきたい
要注意ポイントの1つです。

ほんの少し運動をするだけでも
うつの症状は劇的に軽くなります。

例えば、たった20分のウォーキングには
抗うつ剤1本分の抗うつ効果があり

毎日ほんの少し
運動量を増やすだけでも
気分は劇的に改善します。

特に今は車での移動も
増えていますから

意識的に運動量を
増やさないといけない
子どもも多いです。

そんな時におすすめなのが
『グリーンエクササイです。

グリーンエクササイズとは
緑の多い場所(森など)で
ウォーキングを行う
エクササイズのことで

通常のウォーキングの
4倍の健康効果があります。

更に、人間は自然の中に行くだけで
深くリラックスして
ストレスが大きく軽減できる
ということもわかっていて

そういった意味でも
うつ病の対策にはぴったりです。

②食事

食事も運動と並んで
うつを改善することのできる
大きな武器の1つです。

食事のバランスが偏っていたり
きちんと食事をとって
いなかったりすると
うつの症状が加速してしまいます。

バランスの良い食事をするのは
もちろんですが

子どもがうつの場合には
それに加えて『トリプトファン』
摂取量を増やすことも
大切になってきます。

トリプトファンとは
幸せホルモンである
セロトニンの材料になる栄養素で

トリプトファンが不足していると
セロトニンが足りなくなって
幸福感を感じられなくなります。

その状態が日常的に続くと
余計にうつが加速するわけです。

トリプトファンを多く含む
食材の代表例としては
レバー、ナチュラルチーズ、
青魚、牛乳、バナナなどで

どれも手軽に手に入って
子どもでも食べやすい
ものばかりです。

これらの摂取量を増やすと同時に
バランスの良い食事を
心掛けてみましょう。

バランスが良くて
短時間で作れる食事に関しては
こちらの記事に書いてあります。

③声掛け

最後に注意すべきポイントは
お母さん自身の子どもへの
声掛けです。

小学校中学年までの子どもは
自分のことを客観的に見る
『メタ認知』の能力が低いので

親の声掛け=子どもの自己認識

となってしまいます。

つまり『あなたは○○ができない子だね』
と普段から声掛けをしていれば

子どもは『自分は○○ができないんだ』
と思い込んでしまいますし

親の『できない』という評価が
子どもの自己認識に
直結してしまいます。

子どもの自己認識を
プラスのものにしていくためには

『子どもの良いところを見つけて褒める』
ことがとても大切です。

ただし、幼稚園や保育園の同級生などに
『お前は○○できないな』などと言われると

それが単なるいじめであったとしても
子どもの自己評価を下げてしまうので

幼稚園や保育園の同級生などに
子どもが心無いことを言われたときは

『同級生が言っていることが
嘘だという具体的根拠』も
フォローと一緒に伝えてあげる

子どもにあなたの言葉が
届きやすくなります。

まとめ

どうだったでしょうか?

今日は子どもが
うつになってしまった時

お母さんからしてあげることのできる
3つの対処法について
ご紹介してきました。

この3つの対処法のほかに
子どもの悩みと真剣に
向き合ってあげること

子どものうつの改善には
大きく役立つので

子どもの悩みをきちんと
聞いてあげることを
忘れないでくださいね!!

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